家族葬のメリット
2017.02.02

subimg01バブルが崩壊した後、日本社会にいろいろな変化が起きて来ました。その一つに上げられるのが、葬儀の形態です。それまでの葬儀では、亡くなった人のため、数多くの人がお参りすることで盛大に行なわれるのが常でした。小さな村では今でも、村を挙げての葬儀が行なわれる所もありますが、都会になればなるほど、盛大に行なわれる葬儀は少なくなっていると言って良いのでしょう。その盛大な葬儀に代わって行なわれるようになっているのが、家族葬と言われるものになります。この葬儀の形態は、特に決まったものではなく、ごく少数のメンバーで行なわれることが多いのが特徴と言えるのでしょう。そのごく少数と言われる中には、家族・親族だけで行なう葬儀があれば、親しくして来た友人や仲間が参加する葬儀もあります。

この家族葬を行なうメリットは、なんと言っても費用が少なく終わることになります。盛大な葬儀を行うには、相当な費用がかかることになり、葬儀を催す喪主にとっては、大きな負担にもなっていました。特にバブル時代には、花を盛大に飾ることなど、高価な棺を使うなど、その費用も限りなく盛大に使われて来ました。それが、今度は費用をいかに少なく終わらすかと、言った方式に変換して行なわれるようになりました。参列する人が少なくなると言うことは、小さな会場でも良いと言うことになり、少ない費用で終わります。また、身内だけ、親しい人だけの参加と言うことから、お参りに来てくれた人が、誰かと言うことも理解出来ることから、安心してお返しも出来ることになる良さがあります。

日本社会が高齢化と言うこともあり、仕事を離れてから時間がかなり経ってしまい、改めて葬儀の連絡をすることを躊躇うことにもなっています。仕事関係の人の参列が少なくなることで、義理関係での人もいなくなります。そして大きな問題として、町内においても存在を知らないと人が多くなり、以前ほどの町内の結束はなくなっていると言って良のでしょう。そのため町内からの参列する方も少なくなっているのが、現状です。そしてマンション住まいなどになると、隣に誰が住んでいるのかも判からないと言うことにもなっています。親子が一緒に住まない時代、喪主となられた人も、地元民でなくなっていることが多く、葬儀を簡単に終わらすことを望むことも増えていることも、その要因のひとつと考えられます。これからも先、家族葬と言った簡素化された葬儀を行なうことが多くなるは、間違いないと言えるでしょう。そこには、人と人の繋がりが薄くなってしまっている現状だけが、目立つのでしょう。

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